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二次創作をのせることを目的に、ブログ運営を練習中
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一週間であげるとかほざいていたものがありましたよね…。
すみませんまだあげられないです。

題名をつけるような内容のあるものではない短文です。
雰囲気短文になっております。
なんでも大丈夫な方、よろしければ追記よりどうぞ。


 

「このままでずっといられるかな。」

深夜の星明かりの中、ふとクイックがつぶやく。口づける程度のキスをして、同じベッドで寝ていた俺は、いきなりそんなことを言い出すクイックに驚いた。このままとは、眠るでもなく話すでもなく近くにお互いを感じている状態のことだろうか。

「どうしてそんなこと言うんだ?」

至近距離で瞬きもせずに俺を見つめる緑のアイカメラの絞りが、大きく開いている。ぽっかり穴があいたような目が、ゆっくりと動いた目蓋の裏に隠れた。しばらくそのまま黙っていたクイックが、静かに口を開く。

「わからない。」

閉じられたままの目蓋の先で、防塵用の人工まつげがわずかに揺れた。何がそのまつげを震わせているのかわからなくて、そっと目蓋の上にキスをする。そっと体に腕をまわして、緩く抱きしめた。クイックの感覚がわからないことは今までも多々あったが、今ほどもどかしく、分からない自分を情けないと思ったことはない。

「俺は、このままでいるつもりはない。」

クイックの目蓋が開いた。驚いたように俺のことを見つめてくる。

「俺は変わるぞ。お前のこともっと好きになるだろうし、もっと強くなる。」

「……」

驚いたクイックの顔が、みるみる笑い顔に変わっていく。小さく声を出しながら肩をゆするクイックに、ちょっとだけ俺はむっとした。

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