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日曜のN●Kでやっている、星/新/一ショート.ショートという
番組でやっていた『戸.棚の.男』のパロです。
昨日見ていて発作的にやりたくなりました。
妹からの後押しもあったので、書いてしまいました。

前中後編になる予定です。前編は妹が送ってきてくれたものを
そのまま使わせてもらいました。手直しするかも知れません。

擬人化です。後にいけばいくだけ、元の話しから外れていきます。
なんでも許せる方向けです。長くなりましたがよろしければ追記よりどうぞ。




営業マンのフラッシュの乗る船はヨーロッパ周りの仕事の帰り、イタリアはカサバという港町に寄港した。

 

港町らしい活気とは少し違った落ち着いた雰囲気の町に、フラッシュの仕事に追われ疲れていた心も解れてくる

 

しかしそれもつかの間、本国に帰る為フラッシュは町を後にした。

 

果てしない海に浮かぶ船はフラッシュの好きなライトブルーの波を反射して光っている

 

今回の出張は成功だったと一人笑んだ時

 

2日ぶりに地面を彼の目は捉えた

 

地図に寄れば無人島だが、望遠鏡で覗けば確かに人影が見える

 

 

「船長あの島へ寄せてくれ」

 

 

美しい、とそれしか浮かばなかった。

 

赤い髪が背まで流れ、気の強そうな翡翠色の瞳がフラッシュを貫く

 

223に見える顔に髭はなくもしかしたらもっと幼いのかも知れない

 

細いが筋肉質の手足には薄い布が服と呼べない程度巻き付いていた

 

 

遭難者なの…か?

 

「俺に君を救助させてくれ」

 

自分でもおかしい言葉を吐いたと思う

 

しかし彼は笑って俺の手を取った

 

 

 

 

「メタル、結婚を許してくれ。」

 

男手一つで俺を育てた兄は二マリと笑ってから、諸手をあげて賛成した。

 

まあ、宗教的にも国的にも男と結婚に障害はないから反対されても一緒になる気だったが。

 

「しかし私の方が彼には似合いじゃないか?」

 

あまり冗談でない風で兄はそんな事を言った。

 

彼、クイックはこうして俺の伴侶となった

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