すみません。ワードで文章打ってでき次第上げようとしてたら
なぜかタイトルだけの記事が上がっていました…。
TQですがちゅーとかありません。ですがCPを意識して書いているので
苦手な方はご注意を。もしかしたら続くかも知れません。
よろしければ追記よりどうぞ。
これからターボが行きますよ、と1時間前くらいにシェードから通信が入った。ターボに会えるのは嬉しいけど、なんの用事なんだろうか。メンテはフリーズがしているから機体の調子が悪いわけではないと思うけど、もしかしたらメタルか博士が直さないといけないくらい壊れているのかも知れない。そんな考えが頭をもたげると、あとからあとから悪い想像が浮かんでは消えた。いてもたってもいられなくなって表でターボを待とうと玄関先に出る。すると丁度ターボが林を縫ってこっちに走って来ていた。車型のターボは、別段どこも壊れてる様子もなく元気に走っている。その姿を見て一安心した。
「ターボ!」
呼びかけると、軽くドリフトして俺の前に止まった。横から機体をみると、元々そういう機体だと分かっていても、窮屈そうに見える。その窮屈そうな車型から人型に変わった時、いきなり腕がもげた。
「ほげあっ!」
とっさに落ちていく腕をキャッチして、ふうと一息ついたら手首から先がとれて地面に激突した。
「なっ、大丈夫か!?どうしたんだ?」
落ちた手首を慌てて拾い上げ、腕と一緒に抱えてターボに聞いた。ターボはこの状況に慣れているようで、大事ないと首を振る。
「心配ない、よくあることだが、たいしたことではない。」
そう言うターボの、腕のない肩は小刻みに震えていた。相当痛んでいるはずなのに、そんなことを毛ほども顔に出さない。
「今日、腕を強化したらこんなことも無くなるだろう。」
俺は今、すごい心配そうな顔してるんだろうなと、ターボが珍しいほど多弁だから思った。怪我してる弟に気を遣われるとか、だめだなぁと思う。
「そうか、よかったな。」
ターボがこんなに脆い機体で今までいたなんて、本人から聞いたこと無かったからすごく驚いた。それ以上に、何でも話せる仲だと思ってたのにそういう大事なことを聞かされてなかった事実に、なぜだか胸が痛んだ。二重三重にへこみながらも、ターボに気取られないように笑顔でラボまで案内した。多分笑顔で案内できた。